完全復活を目指す “鯉” と “侍” の守護神

広島カープ 栗林良吏 投手
― キャンプ最終日にブルペンに入った狙いは?
「最後でしたし、あとは帰ってからオープン戦もあるので、そのための準備をやりたいなと思って、きょう入りました」
― きょうのテーマは?
「ずっとまっすぐが強く行けてなかったので、強いまっすぐを投げたいと思って。また、もうどんどん試合が入ってくるので、バッターに立ってもらって試合を想像しながら投げていました」
― 手応えは?
「制球力はあんまりですけど、でも球の強さってところはキャンプで一番よかったかなと思うので、ここからどんどんもっと上げていけたらいいなと思います」
― 約1か月間のキャンプ、課題としていたところはどう解決?
「まず上がっていないことが自分の中でテーマだったんで、そこは本当にあわてずに自分のペースでやらせてもらいましたし、また体作りも継続してできたので、1か月、すごく充実したキャンプでした」
― 実戦登板もあったが…
「そこで出た課題がシーズンにしっかりつなげていかなきゃいけないので、ここからどんどん実戦が入ってきますけど、練習する時間もあるので、練習の時間にしっかり課題解決して試合に臨みたいなと思います」
― 具体的な課題は? どう解決?
「まっすぐは自分の中では試合はまったくだったので、きょうのブルペンもそうですけど、まっすぐをもっと強く、ファールを取れたりだとか、見逃しを取れたりだとかっていうところを自分の中で求めていきたいなと思うので、そういうところは練習のブルペンだとか、キャッチボールからしっかり投げていくことで試合につながると思うので、キャッチボールを大事に、もっとまっすぐをイメージどおり、また相手が嫌がるような球にしていきたいなと思います」
― 侍ジャパンへの合流もあるが?
「やっぱり、昨年のくやしさが自分の中では個人的には持っているので、そのくやしさを持って合流したいなと思いますし、しっかり結果を出せるように準備をして、ベストパフォーマンスで臨めるようにやっていきたいなと思います」
― 侍ジャパンではどのような役割で活躍したい?
「昨年もシーズンでもいろんなところを投げさせてもらえたので、どこでもいいから、しっかり結果を出したいなっていうのが一番なので、本当に投げる場所じゃなくて、しっかりと与えられたところでチームに貢献するってことだけ考えてやりたいなと思います」
― 侍を終えてシーズンへ。そこの調整は?
「本当、このままあせらずにというのか、順調に行けたらいいなと思いますし、あとは課題を持っているところをしっかり毎日、その課題に向けて課題克服のために練習していけたら必ず開幕ダッシュが切れると思っているので、そういう強い気持ちを持って練習したいなと思います。今シーズンは自分の中では投げる場所というよりかはチームで一番投げたいなっていうのが自分の思いなので、昨年の 島内(颯太郎)のようにチームにたくさん貢献できるように自分もがんばりたいなと思っています」