2023年に移転した山梨県内唯一の百貨店=岡島の旧本館ビルの本格的な解体工事が始まりました。
80年以上にわたって親しまれた建物が甲府の街から姿を消すことになります。

記者:
「午前8時半過ぎです。重機によって壁の取り壊しが始まりました。甲府市中心街のかつてのシンボルも、これで本当に見納めです」

切り崩されていく鉄筋コンクリートの壁。

1年前、この場所での営業を終えた県内唯一の百貨店 岡島の旧本館です。

岡島は1936年、昭和11年に百貨店として営業を始め、2年後の1938年に甲府市丸の内1丁目にオープンしました。

この建物は甲府の市街地が一面焼け野原となった甲府空襲にも耐えました。

また、1988年に大規模店舗に改装した際には、1日で8万人が訪れるなど、甲府市中心街の賑わいの象徴となりました。

80年以上にわたって県民に親しまれてきた建物はその役目を終え、街並みから姿を消していくことになります。

旧本館東側の第1駐車場はすでに解体され、今後は旧本館のほか、隣接する商業ビルなどを取り壊し、2025年の3月31日までに全ての工事が完了する予定です。

なお、旧本館の跡地には新たに28階建てのマンションと商業施設が2028年の秋にオープンする予定です。

岡島は近くの商業ビル=ココリで営業していて、3月に移転1周年を迎えます。














