メタバース=仮想空間と現実の展示を融合した美術展が甲府市で始まりました。

山梨県立美術館で27日に始まった「まだ溶けていないほうの山梨県美」展です。

この展示会はメタバースなどのデジタル技術を使って美術館の可能性を広げようという企画の一環で、市川三郷町の雨宮庸介さんの作品が並んでいます。

会場にはまるで本物のリンゴが溶けだしたような彫刻「アップル」とロビーの照明が落ちてきたかのような作品が展示されています。

またVRゴーグルで見る映像作品には雨宮さんも登場し、美術館の風景を舞台に音楽演奏などが繰り広げられます。

入館者は:
「慣れるまで時間がかかったけど自分でものめり込んでいるのに気づいて面白かった」

この展示会は3月24日まで開かれています。