韓国の申源湜国防相は、北朝鮮が来月中にも新たな軍事偵察衛星を打ち上げることができるとの分析を明らかにしました。

北朝鮮は去年11月、衛星の打ち上げを目的として弾道ミサイルを発射。「偵察衛星」の打ち上げに成功したとして、数個の偵察衛星を追加発射すると予告していました。

こうしたなか、申国防相は26日、北朝鮮が来月中にも新たな偵察衛星を発射できるとの分析を明らかにしました。根拠については、「情報の流出につながるため話すことはできない」と差し控えました。

また、北朝鮮がこれまでと同様、事前に打ち上げ計画を通告するとみているということです。

一方、申国防相は北朝鮮が去年11月に打ち上げた衛星について、正常に軌道を回っているものの、地上と通信をしていないとの見方も示しました。