宮城県が進める仙台医療圏の4病院再編構想について、市民団体が27日、県議会に対し基本合意の撤回などを求めて陳情しました。
陳情をしたのは、4病院再編構想に反対する市民団体で、県議会事務局の担当者に陳情書を手渡しました。

陳情書では、仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合・移転については仙台市との協議で理解が得られない場合は基本合意を白紙撤回すること、また、東北労災病院と県立精神医療センターの移転・再編ついては基本合意をせず、新たなあり方を検討することなどを求めています。

ともに市政をつくる仙台市民の会 新里宏二会長:
「前回は議会を無視された格好で基本合意が出来た。それにもう少し与党・野党を問わず怒ってほしい、そういう思いを込めて出させてもらった」

県議会は、来月、環境福祉委員会でこの陳情書について審議するということです。














