夏休み初日の21日、長崎市の市民総合プールでは3年ぶりに伝統の水泳教室が始まりました。


夏の伝統行事、長崎游泳協会が指導する『夏季水泳教室』
120年の歴史があり毎年2千人以上が参加していましたが、去年とおととしは新型コロナで中止となりました。


ことしは人数を480人に限定したうえ、入退場の時間を分けるなどの感染対策を実施し、3年ぶりに子どもたちが元気に泳ぐ姿が見られました。

(指導する声)「はい!息継ぎ!」

まずは顔をつけるところから!

(指導する声)「息継ぎは空を見る!吸い込んだら水が入ってくるよ」

記者:泳教室での目標は?
受講している小学4年生:
「泳ぎが速くなることです」
「全く泳げないのでクロールの動きだけはできるようにしたいです」
「25メートル学校のプールを端から端まで泳げることです」


長崎游泳協会 教士 浅岡 泰彦さん:
「我々、游泳協会の教士にとっては7月21日はお正月みたいなものですから、やっと今年が始まったなという感じです」

子どもたちは8月末まで、それぞれの目標に向け練習に励みます。