
23日、ナターリアさんは、親交があり現在もウクライナで市民への食糧の支援などのボランティア活動を行うアンドリーさんに、インターネットの通話サービスを利用して現状を聞きました。
アンドリーさんは、身に危険が及ぶためフルネームを明かすことはできないといいます。
(アンドリーさん)
「少なくとも(1日)5回は(ミサイルの)警報鳴る」
アンドリーさんは日々の生活を脅かされながらもボランティアを続けているといいます。
(アンドリーさん)
「今までロシアが入っていなかったところも(攻撃が)近くなってきていて、被害も出ている。もっと大きな被害になるのでは。今度(南部)ザポリージャに食べ物を持っていきたい。通ってきた村とか大きな町とかで何もない場所がある。聞くと学校だったとか。まず先にミサイルが来る」
ウクライナで日々厳しい現実を目の当たりにしているアンドリーさんの心の支えとなっているのが、日本からの支援だといいます。
(アンドリーさん)
「お金だけじゃなくて、遠い、遠い国で味方をしてくれているのがすごい力になる。本当にありがたい」
(ナターリアさん)
「(2年になり)疲れと痛みが大きい。何とか過ごしている」
軍事侵攻から2年、一刻も早い平和的な解決を願って、ナターリアさんは母国への支援を続けます。