大分県内各地でひな祭りのイベントが開催。歴史情緒漂う城下町を散策しながら様々なお雛様を鑑賞できる杵築市のひいなめぐりを紹介します。

柔らかな表情をたたえるおひな様。杵築市では春恒例の「ひいなめぐり」が開催されています。武家屋敷や文化施設など31か所では様々なひな人形が展示されています。

杵築藩主の菩提寺、養徳寺。本堂には手作りの「ウサギのひな人形」を展示。可愛らしい姿に訪れた人は思わず顔をほころばせていました。

(訪れた人)「これだけ準備するのに1か月かかったらしく、すごいと驚いた。こんなに小さいひなを準備しているのは初めて見た」

また、昭和4年に建築された「一松邸」には珍しいひな人形が登場。十二単をはじめ、衣装の表面はすべて「皮」、「レザー」で仕立てています。

一方、ひいなめぐりにあわせて飲食店6店舗では限定料理やスイーツを販売。「海鮮亭ざこば」は旬の地魚が豪快に乗せられた「ミニ海鮮丼セット」を提供しています。

(海鮮亭ざこば・伊藤真理子さん)「その日とれたものなので旬にあったものを仕入れている。市内の飲食店もいろんなセットを出しているのでぜひおいでください」

「城下町杵築散策とひいなめぐり」は3月10日まで開催されています。