三重県鳥羽市では江戸時代から作られていた「伊勢山田傘」を伝える展示会が開かれています。

「伊勢山田傘」は江戸時代から伊勢で製造が始まり、普段使いの番傘として親しまれましたが、40年ほど前に最後の職人が亡くなりその伝統が途絶えてしまいました。

鳥羽市の旧家を開放した「鳥羽大庄屋かどや」にはかつて使われていた伊勢山田傘に加え元職人に作り方を学び新たに作られた傘、製造に使われるヘラや資料などが展示されています。

(出展者の美鈴洋傘店4代目店主鈴木俊宏さん)「こういった機会に山田傘を知ってもらい周辺の文化を知ってもらえればと思います」

この催しは3月4日まで開かれています。