ロシアによるウクライナ侵攻の開始から2年となるのに合わせ、国連の安全保障理事会は緊急会合を開きました。

ウクライナ クレバ外相
「ロシアのテロは我々の抵抗と決意を強めるだけだ。ウクライナ支援が平和につながっていることを忘れないでほしい」

ウクライナのクレバ外相は会合で、「いまロシアを止めなければ、ウクライナ以外の国で多くの命が失われるような惨事に直面することになる」などとして、改めて国際社会に支援を呼びかけました。

これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「西側諸国の支援の結果、今の状況が長引くことになれば、和平交渉はウクライナにとってより不利になる」などと各国をけん制しました。

一方、これに先立ち、アメリカや日本、ヨーロッパ各国は「ロシア軍の即時撤退」などを求める共同声明を発表し、ウクライナとの連帯を改めて示しました。