名古屋市教育委員会が、教員の団体から校長に推薦する名簿とともに金品を受け取っていた問題。学校の人事はカネで動いていたのか。実際に金品を渡したことがある元校長がCBCの取材に応じました。

(名古屋市教育委員会の会見 2月11日)
「申し訳ございませんでした」
名古屋市教育委員会が小中学校の教員でつくる団体から「上納金」と疑われる金品を受け取っていた問題。

教職員の人事を決める教育委員会には毎年、市内各区にある校長会や教員が通っていた学校の同窓団体、担当教科の研究会などから、校長や教頭に推薦する教員名簿が提出されます。その名簿とともに現金や商品券が贈られていて、総額は200万円を超えるとみられています。
受け取ったお金の使い道について、教育委員会は。
(名古屋市教育委員会の会見 2月11日)
「人事をやるときに『キャンプ』と称して部屋にこもって、早朝から深夜まで勤務、そのときの菓子や飲料代。激励的ないわば『陣中見舞い』」

教育委員会の職員をねぎらう「陣中見舞い」か、それとも人事で有利に取り計らってもらうための「貢ぎ物」か。














