
販売会を控えたこの日は白い幹などが魅力で人気の真柏を実際に床の間に飾り、小林さんがアドバイスしました。

小林さん:
「盆栽はあくまで『線』だから『線』の美しさを見せなきゃいけないよな、飾ってみて初めて木の流れが見えるんだよ」

笠井さん:
「床の間飾りをやる機会が少ないので(勉強になった)」

小林さん:
「あの木に命の尊厳を感じることができるから(笠井さんが)盆栽をわかっているということ。ウエイトリフティングでも世界の戦いに行っているから彼が盆栽を通して世界に発信できるような、そういう男になってもらいたい」

笠井さんは、今後山梨県内にも活動拠点を作り、目指すはウエイトリフティングでも成し遂げた日本一です。

笠井さん:
「人間よりも長く生きるものなので、僕みたいな若い世代に魅力を知ってもらって、最終的には内閣総理大臣賞をとれるような『日本の銘木』と言われるような木を作り上げていきたい」