アメリカ南部・アラバマ州の最高裁が体外受精による受精卵を凍結保存した「凍結胚」について、「子どもとみなす」との判決を下したことを受け、州内最大の病院が体外受精による不妊治療の一時中断を発表するなど波紋が広がっています。
アラバマ州の最高裁は先週、凍結胚の管理をめぐる事故の民事訴訟で、「胚は人格のある子どもとみなす」との判決を下しました。
これを受け、アラバマ大学病院は21日、「患者や医師が刑事訴追を受けるなどする可能性について、検討しなければならない」として、不妊治療を一時中断すると発表しました。
病院は「体外受精で赤ちゃんを授かろうとする患者に影響が出ることを悲しんでいる」ともコメントしています。
アラバマ州の最高裁は共和党選出の判事で占められていて、今回の判決で、ほかの共和党優位の州での体外受精による不妊治療に影響が出るのではないかと波紋が広がっています。
注目の記事
博多名物「ゴマサバ」提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇””海流の変化”か

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台
