アメリカ南部・アラバマ州の最高裁が体外受精による受精卵を凍結保存した「凍結胚」について、「子どもとみなす」との判決を下したことを受け、州内最大の病院が体外受精による不妊治療の一時中断を発表するなど波紋が広がっています。
アラバマ州の最高裁は先週、凍結胚の管理をめぐる事故の民事訴訟で、「胚は人格のある子どもとみなす」との判決を下しました。
これを受け、アラバマ大学病院は21日、「患者や医師が刑事訴追を受けるなどする可能性について、検討しなければならない」として、不妊治療を一時中断すると発表しました。
病院は「体外受精で赤ちゃんを授かろうとする患者に影響が出ることを悲しんでいる」ともコメントしています。
アラバマ州の最高裁は共和党選出の判事で占められていて、今回の判決で、ほかの共和党優位の州での体外受精による不妊治療に影響が出るのではないかと波紋が広がっています。
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