一方、いわき市から90キロ離れた相馬市では、また別の高級魚も!
---スタッフ「今、何を獲っているんですか?」
---漁業関係者 「フグです。フグ!トラフグ!」
ここでは、「ふぐの王様」と言われるトラフグが、たくさん獲れていると言うのです!
---相馬双葉漁協・石橋正裕さん「今まで全然獲れなかったトラフグがここ福島、相馬で上がるということは、自分たちは希望の魚であるなと率直に思う。」
福島県沖での水揚げ量は、5年前まで1トン未満。
しかし、近年は右肩上がりで増加!なんと、下関で有名な山口県の水揚げ量を超えるまでに。
そこで地元では、トラフグを「福とら」と名付けブランドに!
---相馬双葉漁協・石橋正裕さん「相馬でもトラフグが食べれるよという知名度をアップしながら、東北この福島相馬でトラフグが食べられるということをみんなに知っていただいて、味も知ってもらいたい。」
イセエビとトラフグの水揚げが急増した福島県沖。
いったい、海で何が起きているのか…
---福島県水産海洋研究センター・根本芳春さん「ここ数年、比較的水温が高い年が続いていて、それが要因。獲れるようになったということで、それを狙って獲る漁師さんたちも増えてきているところもある。」