新潟市の新潟市民芸術文化会館・りゅーとぴあ専属舞踊団『ノイズム(Noism)』の研修生カンパニーが3月1日からの公演を前に、リハーサルの様子が2月21日に公開されました。
今回の公演では、ノイズム1の現役ダンサーが振付家としてデビューします。

『ノイズム』は新潟市の多目的文化施設・りゅーとぴあを拠点にして、選抜メンバーによるNoism1などの3つの集団で活動をしている、日本初の公共劇場専属の舞踊団です。
3月1日からの定期公演の演目は、研修生で構成されるNoism2が披露する『水槽の中の仮面』。プロ集団のNoism1メンバーである中尾洸太さんが振り付けています。
中尾さんは、愛媛県生まれの23歳。
10代でドイツに渡って研鑽を積み、2020年からプロカンパニーのノイズム1に所属しています。
ダンサーとしてはもちろん、振り付けにも意欲的に取り組んできた中尾さん。
その実績を買われ、今回、正式に振付家としての、オファーを受けました。
作品のテーマは『心と体、脳と体、頭と体』。
プロを目指す若いダンサーの体を通じ、若き振付家は観客に何を訴えかけるのか。

【振付家 中尾洸太さん】
「現代人は、心ではそうしたいと思っても理性がそうさせないということがあるじゃないですか。自分が日頃生きている中での疑問符を作品に昇華して、それでどうなるか…」
ノイズム2の定期公演『水槽の中の仮面』は、3月1日から3日間「りゅーとぴあ」のスタジオBで公開されます。
