大川地区に賑わいを

この日は、プロジェクトの支援者を案内。ただ、向かった先は大川小の敷地内ではなく隣接する空き地。ここが、新たな目標を実現させるための場所です。

只野哲也さん:
「伝承館はあるが、少し落ち着いて腰を下ろしながらゆっくりお話をするような空間がなかなかないということで、それをつくりたい。時にはカフェとしてお茶やコーヒーを提供して」

石巻市の大川地区に再び賑わいを生み出すための拠点づくりです。飲食ブースや宿泊場所に加えバイオマス発電や陸上養殖の施設も併設して、観光や産業の復興を目指す壮大なプロジェクトです。

只野哲也さん:
「大川に新たな象徴を作ることを最大のゴールにしている。複合施設でいうと道の駅のようなものだったり、スポーツ、コンサートができるところもゆくゆくは作っていきたい」

あの日、奇跡的に助かった只野さん

2011年3月11日を境に様変わりした、ふるさと。