2060人に調査 924人が「カスハラした経験がある」
良原キャスター:
“カスハラ”といっても、境界線が難しいです。関西大学の池内教授に聞きました。
「落ち着いた口調で、賠償を要求している」…カスハラに当たる
「大声でクレームを言っているが、賠償は要求していない」…カスハラの可能性も
「落ち着いた口調で、賠償要求していない」…カスハラの可能性も

3つ目に、なぜカスハラの可能性があるのかというと…
▼店員に長時間対応させる、▼周囲が迷惑と感じるなどの場合、その行為がカスハラとなる可能性があるということです。
東洋大学の桐生正幸教授の調査では「カスハラしたことがある」と答えた人が、2060人中924人いました。
男性は、「大声で威圧的な話し方をする」傾向が、女性は「一方的に話し、謝罪を求める」傾向があったということです。
924人の属性として多かったのが…
▼45歳から59歳
▼社会的な地位が高い社長など
▼世帯年収1000万以上

この傾向について、池内教授は、本人はそうだと思っていなくても、親切心がカスハラになっているケースもあるといいます。
松田丈志さん(元競泳日本代表):
僕も、こうやってコメントする仕事をしているので「全然違う!」「わかってない!」と書かれることもあります。それは、こういう仕事をしてる以上はひとつの意見として受け入れますが、やはり言い方とか、言葉遣いとか、態度とか、最低限のものは必要かなと思います。