がん闘病中で、経済アナリストの森永卓郎さんが、19日、ラジオ番組に出演。
ステージ4の「すい臓がん」を公表し、16日に亡くなった映画プロデューサー・叶井俊太郎さんについて語りました。

森永卓郎さん




森永さんは番組の冒頭で自身の体調について聞かれ「まあ小康状態は、続いているっていうことなんですど、週末に、あの…倉田真由美さんのご主人が、亡くなったじゃないですか。」と、語ると「実は、同じ治療法をやってたんですよ。血液を抜いて、免疫細胞を増殖させて血液に戻すっていうのを…」と、明かしました。

司会者が「モリタクさんがよく言う、【ミニモリタク軍団】ですよね」と話すと、森永さんは「同じこと(治療法)をやってて、ずっと小康状態だったんですね。叶井さんも。(倉田さんの)ご主人も。」と、語りました。

森永卓郎さん




司会者が「叶井さんも、すい臓がんのステージ4と言われて、余命宣告されてから、それから3倍ぐらい長生きされたんですよね」と語ると、森永さんは「そうなんです。ところが、やっぱり【ミニ軍団・免疫軍団】と、【がん細胞軍団】が、ぶつかってて、拮抗してる内は良いんですけど、ちょっとこう…勢力が、バランスが崩れると、一気に攻め込まれて…この1カ月半ぐらいじゃないかな…急激に体調が悪化したんで…。」と、語ると「あの、正直言うと…あんまり『人ごとじゃない』って言うか…。」と、胸の内を明かしました。

ここで、司会者が「モリタクさんの体調としては、『小康状態、まあ悪くないですよ』っていう事なんだけれど、いつバランスが崩れるか分からない『怖さは常にある』という」と話すと、森永さんは「叶井さんも、普通に会社に行ってたんです。」と、語りました。

続けて、森永さんは、先週発熱したことについて「風邪引いたどころか、いきなり9度台に熱が出て。暖房ガンガンかけて震えるぐらいだったんです。」「その後、お医者さんに話を聞いたら、今、尿管結石で、ステントっていう管を入れてるので、『そこから雑菌が入ったんじゃないか』っていう風に言ってました」と、語ると「それを水曜日の、この生放送の直後に入院して抜きます。ただ、その後、腎臓の中にある結石を、片っ端から砕かなきゃいけないので」と、明かしました。

森永卓郎さん




叶井さんに関しては、漫画家の妻・倉田真由美さんが、2023年の11月、SNSの投稿で「 夫、『がん治療しなければ早くて半年、どんなに長くても一年』と言われたのが昨年6月、がん治療しないままそろそろ一年半経つけど今日も電車で会社行ってます。」と公表。今月の14日にはSNSで「ほんの数日前にできていたことができなくなる。今月に入ってから、夫の変化の速度は想像を絶するものです。」と、明かしていました。

森永卓郎さん



【担当:芸能情報ステーション】