演歌歌手の天童よしみさんが、新曲「昭和かたぎ」の発売イベントを行い、東京・渋谷にある昭和レトロな純喫茶&スナック「思ひ出。」で1日店長を務めました。

天童よしみさん



「よしみちゃ〜ん」のコールと共にエプロン姿で登場した天童さんは、昭和の喫茶店で自身がお気に入りだったメニュー、ナポリタンやクリームソーダ、オムライス、プリンアラモードを集まった記者のテーブルに配膳。クリームソーダなどを手に、快く写真撮影に応えました。


天童よしみさん



そして2月21日発売の新曲「昭和かたぎ」を熱唱。天童さんは“(昭和時代の)キャンペーンを思い出しました。(昭和60年発売の楽曲)「道頓堀人情」から3年間は、こうしてカラオケ喫茶とかでキャンペーンをさせていただいて、間近で皆さんに私の歌を聞いていただいて、そういう人たちが今もファンで元気でいてくれることが、そしてお客さんが私を応援してくれることが宝物になっています“と、昭和時代から応援してくれているファンに感謝しました。


天童よしみさん



一方で、当時の新曲キャンペーンについて聞かれると“実際言うとしんどいです。このキャンペーン、いつまで続くのかなというくらいスケジュールが全部「あけみ」とか「ようこ」とか「てるみ」とかで、「これ何なんですか?」って聞くと「お店の名前です」と。毎日毎日その繰り返しで、忍耐と、これが実らなかったら「怒るで、しかし」って感じで“と、昭和の人気漫才師、横山やすしさんの名ゼリフを交えて笑わせながら、昭和の新曲キャンペーンの実情を懐かしんでいました。


天童よしみさん



昨年は映画3本に出演するなど、女優としても活躍した1年だったことにも触れ“映画の撮影が終わって、歌の現場に入ると、改めて思いっきり発揮できるってすごく思いましたし、「やっぱり私は天童よしみなんだ」と思いました。演歌はやっぱりいいな。若い人たちも含めて聞いてほしいと思いました“と、新曲への思いを語りました。


【担当:芸能情報ステーション】