地域の農業について学ぼうと、石垣市の小学生が黒糖づくりに挑戦しました。

この黒糖づくりは石垣市の宮良小学校が毎年行っているもので、この日は5年生とその父母らが参加し、子どもたちが栽培したサトウキビを水牛の力を借りて昔ながらの方法で搾汁したあと大鍋で煮込みました。

2時間ほどで鍋を火から下ろし素早く棒でかき混ぜると、空気が入りふっくらと膨らむ「黒糖の花」と呼ばれる現象が見られ、子どもたちから歓声が上がりました。

参加した小学生
「あくを取る時に熱かったり腰が痛くなったりしたけど、最終的に成功できてよかったです」
「意外とあっさりしてて、いくらでもいけちゃう。すっきりしてて食べやすかった」

子どもたちは昔ながらの黒糖づくりを通して働くことの大変さや尊さを感じるとともに、昔の人の知恵についても学んでいる様子でした。

出来上がった黒糖は下級生などにプレゼントするということです。