ベルギー1部リーグのシントトロイデンは26日(日本時間)、チームの公式HPで元日本代表の岡崎慎司(37)が今季限りで引退することを発表した。
今季はひざのケガで、リーグ戦の出場は昨年12月の1試合でわずか23分のみ。得点もカップ戦で決めた1点だった。岡崎は「サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」とチームのHPでコメントした。
【岡崎慎司コメント全文】
皆さんにご報告があります。
今シーズン限りで引退する事に決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。
このクラブに来た事、このクラブで引退を決意した事は運命だと感じています。シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります。
応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります。
2005年に清水エスパルスでJリーグデビューを果たすとがむしゃらなプレーと代名詞となったダイビングヘッドでゴールを量産、2010〜2011年シーズンからはドイツでプレー、2015〜2016年にはイングランドプレミアリーグ・レスターに移籍すると1年目でリーグ戦で36試合に出場。チーム創設132年目にして初めてのプレミアリーグ優勝に貢献した。その後はスペイン、ベルギーと日本を始め、合計5か国を渡り歩いた。
日本代表でも2010年ワールドカップ南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会の3大会連続で出場した。国際Aマッチでは119試合に出場し50得点。今年に入って遠藤保仁(44)、松井大輔(42)に次いでまたも、日本代表で活躍した選手が引退を発表した。
■岡崎慎司(おかざき しんじ)
1986年4月16日生まれ、37歳。兵庫県宝塚市出身。175㎝・76㎏ FW
2008年U23日本代表として北京オリンピックに出場。2010年ワールドカップ南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会の3大会連続で出場。国際Aマッチ119試合50得点。
滝川二高~清水エスパルス(2005-2010)~シュトゥットガルト(ドイツ・2011-2013)~マインツ(ドイツ・2013-2015)~レスターシティー(イングランド・2015-2019)~マラガ(スペイン・2019)~ウエスカ(スペイン・2019-2021)~カルタヘナ(スペイン・2021-2022)~シントトロイデン(ベルギー・2022)














