茅野市と諏訪市にまたがる車山(くるまやま)で、冬山を散策する人たちに安全対策を呼びかける啓発活動が行われました。

車山一帯は、手軽に登って360度のパノラマが楽しめることから、スノーシューやアイゼンを使う冬山トレッキングのコースとして人気を集めています。

このため諏訪地区の山岳遭難対策協会は毎年この時期に啓発活動を行っていて、18日は午前8時から車山山頂で、登山届の提出など、安全対策の徹底を呼びかけました。

(東京から)「雪崩の危険箇所とか心配していたので、改めて気を引き締めて登ろうと思う」

(諏訪地区遭対協スキー救助隊・牛山勝博隊長)「雪が降ったり、冬場でも霧が発生すると自分の居場所がわからなくなってしまったり、方向が分からなくなってしまいますので、そういった点もしっかり注意して行動していただきたいと思う」

車山の積雪は例年の半分ほどだということですが、山の天候は変わりやすいため、遭対協は 晴れているときでも十分な装備で臨むよう 入山者に求めています。