■MLBキャンプ(日本時間18日、米アリゾナ州グレンデール)

ドジャース・大谷翔平(29)はキャンプ9日目、球団施設とラボの間にある芝生でフィジカルトレーニングを約1時間行った。

この日は、全体練習に参加することなく、山本由伸(25)のライブBP(実戦形式の打撃練習)が終わったあたりで姿を現した大谷。トレーナーと共に重りをのせた“ソリ”のようなものを片腕だけで引いたり、押したりするトレーニングを開始した。

続いて重量のあるメディシンボールを両手で頭上に投げるトレーニングも。“丸太のような”太い腕により、ボールは何度も高く舞い上がった。トレーニング中にはフレディ・フリーマン内野手(34)の息子チャーリー君が大谷のところへ。大谷の大ファンだというチャーリー君と一緒にボールを投げるなど、笑顔を見せていた。

その後、もも上げ、短ダッシュを行うなど、下半身のトレーニングに入った。最後はベルトを巻いて、ウェアラブル端末の入ったベストを着用。キャンプ5日目でワイヤが抜けたことでズッコけた“因縁のある”最新機器「1080SPRINT」を使用し、負荷をかけながらダッシュを行った。

個別メニューで約1時間のフィジカルトレーニングを行った後、ラボにて40分ほど過ごしてこの日の練習を終えた。