海上自衛隊大湊地方総監部は2023年6月、任務で訪れていた沖縄県で同僚を殴り、全治1か月の大けがをさせたとして40代の男性自衛官を停職5か月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは、護衛艦はまぎりに所属する40代の男性海曹長です。大湊地方総監部によりますと海曹長は2023年6月、任務のため護衛艦はまぎりで訪れた沖縄県うるま市で勤務終了後に複数の同僚隊員と市内の飲食店で食事をしたあと、このうちの1人と口論になり、顔を数発殴ったということです。殴られた隊員は全治1か月の大けがをしました。海曹長は「口論になり感情がたかぶって殴ってしまった」自衛隊の調べには「私の一時の感情による軽率な行為であり、被害者及びご家族の方に大変申し訳なく思っておりとても後悔しています」と話しているということです。大湊地方総監部は2月16日付けで、海曹長を停職5か月の懲戒処分としました。護衛艦はまぎり艦長の小澤誠2等海佐は「服務事案の防止について取り組んでいる中で隊員がこのような規律違反を生起させたことについて重く受け止め、隊員に対する指導を徹底し、厳正な規律を保持させるようより一層の指導教育を行い、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。