■MLBキャンプ(日本時間17日、米アリゾナ州グレンデール)
ドジャースの山本由伸(25)がキャンプ8日目を迎えた。この日は“くまモンボール”を使った壁当てと槍投げを20分ほど行い、投手練習が行われるフィールドに移動。その後、ランニング、ストレッチ、キャッチボール、遠投から守備練習を行い、フィールドを後にした。
山本はクラブハウスに戻る途中で代理人のウルフ氏と談笑。以降はライブBP(実戦形式の打撃練習)を見学し、グラスノー投手、ビューラー投手らのピッチングを約30分ほど見守った。
ライブBPの見学を終えた後、フリー打撃を開始した大谷翔平(29)のもとへ向かい、打席の合間に大谷と会話。「自分のやりたいように」と大谷から何らかのアドバイスを受ける場面もみられた。その後クラブハウスへ戻り、再び外に出て走り込みを行い引き上げた。
この日はブルペンでの練習はなかったが、今キャンプでは3度ブルペンに入っている山本。3度目の15日には、昨年のWBC米国代表で正捕手W.スミス(28)を相手に44球を投げ込んだ。
球を受けたスミスがこの日、山本の投球について聞かれると「制球が良かったです。スプリットのコントロールも良く素晴らしかったです。カーブも全体的に。全ての球の制球が良かった」と絶賛。練習後に山本と5分間ほど話したとし、「投げた球に関して話しました。球のターゲットをどこにしたいかなど」と、徐々にやり取りが増えているという。
明日、現地時間17日(日本時間18日)に山本はライブBPでの登板が予定されており、初めて実戦形式で打者への投球を行う。