レッドソックスの吉田正尚(30)が今オフにボストンで顎関節症の手術をしていたことを明かした。「ずっと2、3年、顎関節みたいなところが、頭痛だったり、移動がある中でストレスになってたので、チームと相談しながら決断しました」。内視鏡で2か所を開け手術したという。

「口を開ける度にガクガクなってたんで、本当に最悪の時は顎がよく外れるみたいな感じもあった。これと向き合うのはきついなと思ってた」。それでも「それが(打てなかったときの)言い訳みたいになるから」と、昨季は耐えながらプレーを続けてきた。ストレスでプレーすることも辛かったというが、「生活する上でやっぱ顎は絶対使うし。ご飯食べるのも、アメリカは硬いからご飯。結構大変でしたよ」と日常生活にも支障をきたしていたという。
さらに“白い歯”の秘密も。「噛み合わせの部分もいろいろあって、コロナのときに先生と話して変えていく中で。もちろんマウスピースも作ってますし、セラミックも含めて、ちょっとやってましたね」と話す。
現在は「完治ってわけではないですけども、もう毎回開けるたびにガクガクになっていたのはなくなった。響く感じもなくなったので、すごくそこはやってよかった」と術後は順調な様子だ。