岸田総理は16日、来日中のヨルダンのハサーウネ首相と会談し、混乱が続く中東情勢に関して事態の早期解決に向け、緊密に連携していくことを確認しました。

岸田総理
「ガザ情勢への対応を含めて、地域の安定のために貴国ヨルダンが果たす役割、極めて大きいものがあると感じています」

首脳会談で岸田総理は、ガザ情勢への対応に関してヨルダンの取り組みへの期待を示したうえで、ガザ地区での人道状況の改善に向け、国連の安全保障理事会の場を活用しつつ、引き続き外交上の働きかけを行う考えを示しました。

ハサーウネ首相からも、日本の取り組みを評価する言葉があったということです。

また両者は、今年が両国の外交関係樹立70周年であることに触れ、経済分野や安全保障分野での協力を一層強くしていくことも確認しました。