1月に事業を停止した盛岡市のタクシー会社から解雇された従業員の再就職を支援するため、16日に盛岡市でタクシー会社やバス会社による就職面談会が開かれました。
面談会は盛岡市と盛岡公共職業安定所が合同で開いたもので、会場となった市の総合福祉センターには盛岡市と雫石町のタクシー会社とバス会社あわせて15社がブースを構えました。そして岩手中央タクシーから解雇された従業員を中心とした就職希望者約50人と面談しました。
(参加者)
「日中子どもたちのこととか家族のこともやりつつ、しっかり稼げるように色々条件すり合わせていきたい」
盛岡公共職業安定所によりますと、タクシーやバスのドライバーは慢性的な人出不足が続いていて、15日現在の管内の求人は16日の参加者の3倍以上の約160人に上ります。
(太田タクシー・佐々木友美代表取締役専務)
「どうしても乗務員足りないもんですからね、1人でも2人でもと思ってました。まじめに頑張っていただければそれでいいですね」
面談会では参加した人がそれぞれの会社の担当者に業務の内容や待遇、勤務する場所などについて、質問していました。今後は各社が、採用に向けた面接などを行う予定だということです。