小田急グループの小田急バスは4月から子ども用の運賃を値下げし、一律50円にすると発表しました。

小田急バスによりますと、今年4月から12歳までの子どもが交通系ICカードを使えば、一律50円でバスを利用できるようにするということです。

現在の子どもの運賃は区間によって89円~165円で、最大115円安くなります。

また、1年間使える子ども用の通学定期券についても、現在の2万3000円から1万4000円に値下げするということです。

内閣府によりますと、歩いている小学生の交通事故のうちおよそ35%が登下校中に起きています。

小田急バスは、バスを利用してもらうことで交通事故にあうリスクを減らしたり、親の送り迎えの負担を減らしたりすることを目的として値下げを決めたということです。

小田急グループでは、小田急電鉄がおととしから子どもの運賃を一律50円にしていて、子育て世代の支援を加速させています。