16日の岩手県内は、15日と比べると各地で2度から10度ほど気温が下がりました。それでも大船渡市のこども園では、15日までの季節外れの気温の上昇で、梅の花が早くも「満開」を迎えています。
16日の県内の最低気温は、最も低かった宮古市区界と盛岡市薮川できのうより10度近く低い氷点下4.9度でした。そんななか最低気温がきのうより5.7度下がった大船渡市では、末崎こども園の園庭に植えられた樹齢100年を超える紅梅が「満開」を迎えています。15日までの暖かさで一気に花を咲かせたということです。紅梅は例年であれば卒園式が行われる3月下旬が見頃ですが、暖冬の今年は1か月ほど早く見頃を迎えています。16日の県内は、昼過ぎまで雪の降る所があり、次第に高気圧に覆われ夕方からは晴れるところが多くなる見込みです。