■MLBキャンプ(日本時間16日、米アリゾナ州グレンデール)

ドジャースの山本由伸(25)が、キャンプ7日目を迎えた。この日は現地午前8時頃に施設に到着し、10時頃にクラブハウスを出て投手練習が行われるフィールドへ移動。

軽いランニングとキャッチボールを20分程行い、その後に守備練習を約30分。屋外で約1時間弱の軽めの練習で調整を行った。フィールドからクラブハウスへ戻る際、ブルペンで打席に立った直後の大谷翔平(29)と談笑し、クラブハウスへ引き上げた。

前日は今キャンプ3度目のブルペンに入り、デーブ・ロバーツ監督(51)らが見守る中、44球を投げ込んだ。次回のブルペンは未定。現地時間17日(日本時間18日)にライブBPの登板が予定されており、初めて実戦形式で打者への投球を行う。

現地で取材する「Los Angeles Times」のドジャース番記者・ディラン・ヘルナンデス氏は山本について「試合での投球を早く見てみたい」と期待を寄せ、「まずは直球がハマるか。しっかりとした速球がなければメジャーでやっていくのはなかなか難しい。1週間に1回の投球から5~6日で1回という投球頻度になることがまず問題になるだろう。だが山本は安定して投げられる可能性は十分にある。ローテでは1番か2番か」と予想した。