パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエルは、南部最大都市の病院を襲撃しました。

白い煙が立ち込める病院内。担架に乗った患者が運び出されて行きます。

イスラエル軍は15日、ガザ南部の最大都市・ハンユニスのナセル病院を襲撃していることを明らかにしました。

イスラエル軍の報道官はこの襲撃について「正確かつ限定的なものだ」としていますが、AP通信は病院関係者の話として、患者1人が死亡し、7人がけがをしたと報じています。

また、報道官は病院内にイスラム組織「ハマス」の戦闘員が潜伏しているとの確かな情報に基づいた襲撃であり、拘束されている人質を捜索し、人質の遺体を取り戻すことが目的だと主張しています。ただ、それを裏付けるような発表はされていません。