15日、Kis-My-Ft2が新体制になって初の全国ツアー「Kis-My-Ft2 -For dear life-」のファイナル公演が、東京・国立代々木競技場で行われました。
Kis-My-Ft2に関しては、2023年8月31日に、北山宏光さんが、グループを卒業し、事務所を退所していました。

公演の前に、Kis-My-Ft2の千賀健永さん、宮田俊哉さん、横尾渉さん、藤ヶ谷太輔さん、玉森裕太さん、二階堂高嗣さんが囲み取材に応じ、新体制になった思いを語りました。
新体制になって初めてのライブは、全国8都市26公演で開催され、26.5万人を動員。新曲「C’monova」や、椅子に座ったままフライングをする「CHUDOKU」、香りの演出がある「Lemon Pie」、7人体制での最後のシングル「ともに」、デビュー曲「Everybody Go」など全32曲を披露しました。

デビュー発表以来の国立代々木競技場に、宮田さんは”客席や天井を見て、ここでデビュー発表があったんだなって思いだした。エモかった”としみじみ。「昔と衣装がだいぶ変わりましたね」と記者が言うと、宮田さんは”デビュー発表の時は、シルバーのギラギラのスーツ着てましたから”と笑顔を見せ、藤ヶ谷さんが”ギラギラに茶髪ロン毛でやらせていただいて”と発言。二階堂さんは”世の中の方に受け入れられる形になりました”と話し、会場から笑いが起こりました。
今回のライブのタイトル「For dear life」には「全力を尽くす」という意味があります。宮田さんは”一公演、一公演に対して全力で命がけで立とう。このタイトルを6人で背負ってやると決めました”と、タイトルに込めた思いを語りました。

新体制になって初めてのライブということで、二階堂さんは”歌割が変わって、作り直すという感覚より、今まであった曲を新しく生み出す感覚に近い。今まで歌っていなかったメンバーの歌声が聞けて、そんな歌声してたんだって。特に宮(宮田さん)。優しい歌声だと思っていたけど、引くぐらい優しかった”と、新たな発見について語りました。
宮田さんは”「SHE!HER!HER!」の北山(宏光)さんが歌っていたところを、僕が歌うんですけど、何度か歌い忘れてしまって、それから玉(玉森さん)が毎回チェックしてくれる。いつも緊張しながら優しい歌声で歌っています。”と笑顔でアピールしました。

15日の昼公演では、初夏にオリジナルアルバムの発売される事と、東京、大阪、名古屋で3大ドーム公演を開催する事が発表されました。宮田さんは”6人になってツアーを完走することを目標にやってきた。その目標の中で「やっぱりドームに立ちたいよねって」って思いが生まれて、次の目標として3大ドームを成功させるっていうところに至った。”とドーム公演への思いを語りました。
新アルバムのタイトルも仮では決まっているそうで、二階堂さんは”聞き馴染みがない”と説明し、変わるかもと話しながら”現段階では、最初の文字は「し」です”と明かしました。
【担当:芸能情報ステーション】