
グラウンドでは、実戦形式の練習が行われました。マウンドに上がった1人が、楽天から現役ドラフトで加入した 内間拓馬 。ふるさとの沖縄でアピールしたいところ。きょうは25球の制限がある中、13人と対戦し、被安打3という内容でした。

広島カープ 内間拓馬 投手
「収穫の多い実戦形式の練習だったなと思います。バランスを意識した中で、特にぼくの中でスライダーの感触があまり日南のときにはよくなかったんですけど、(きょうは)実戦の中でチャレンジしてみて感触がすごくよかったので、そこは一番の収穫かなと思います。ことしは絶対に優勝して、また来年、この沖縄キャンプに戻ってきたいと思っていますし、そのための1つのピースとして活躍できるようにがんばりたいと思っています」

バッターでは、14日、侍ジャパンに選出された3年目の 田村俊介 。注目度が高まる中、プレッシャーを力に変える若鯉が、チーム唯一の2安打をマークしました。
小宅世人 アナウンサー
新戦力の内間投手の持ち味はキレのあるストレートなんですが、現在の課題はスライダーという中で、スライダーを投げるのが苦手というわけではなく、いつもシーズンでスライダーを投げてきたときに、スライダーを投げたあとの持ち味のストレートのフォームが崩れるっていうのが自分の中で懸念点だったらしくて、持ち玉ではあるんだけど、スライダーを基本、投げてこなかったって話をしていたんです。そんな中できょうの実戦形式の練習では、いいスライダーを放ることができたと話していたので、これからシーズンの中でも球種も増えていくんじゃないかと思います。