競技に戻ってMGC6位・駅伝で区間賞「有終の美」

地元の人の声によって再び競技の世界に戻って来ると、昨年10月のパリ五輪代表選考会・MGCでは6位、先月の都道府県対抗駅伝では自身初の区間賞と、有終の美を飾りました。その活躍は、天満屋入社当初の自分のイメージを大きく超えたといいます。

(1月で天満屋女子陸上部を引退 谷本観月さん)
「朝練習1回でいっぱいいっぱいだった。泣きながら朝練するくらいレベルが低かったというか、力がなかったので、マラソンをこんなにするとは思わなかったです」

引退後、海外旅行でも「走ってしまう」谷本さん

引退した今の楽しみは時間を見つけて海外旅行をすること、ですが…。

(1月で天満屋女子陸上部を引退 谷本観月さん)
「結局、『行った先で走る』っていう(笑)。ニュージーランドに行く予定にしているので、そこはトレイルとか山とかがいっぱいあるから…」

ー走りに行ってます?
「合宿…?(笑)」

これからの谷本さんは?「同世代の方と走ってカフェ行ってお茶したい」

今後は天満屋のランニング事業部でトレーナーとして活動する谷本さんの目指すところは?

(1月で天満屋女子陸上部を引退 谷本観月さん)
「『同世代くらいの方と一緒に走りたい』というのがあって。『かわいいウェアを着て、みんなでおしゃべりして走って、カフェでお茶して…』みたいな。そういうコミュニティを作りたいなと思っています。『友達の輪』を広げてほしいなと」