パレスチナの国連大使は、国連の安全保障理事会に対し、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部・ラファでの地上作戦に踏み切らないよう働きかけることを求めました。

パレスチナ マンスール国連大使
「国連安保理は責任を持ってただちに行動を起こし、戦闘をやめさせ、ラファをこの差し迫った大惨事から救うべきだ」

パレスチナのマンスール国連大使は14日、アラブ諸国の国連大使らとともに行った会見でこのように述べ、国連安保理に対し、イスラエル軍がラファでの地上作戦に踏み切らないよう働きかけることを求めました。

マンスール大使は、イスラエルが150万人から200万人のパレスチナ人をガザから追放しようとしているなどとも主張しています。

また、会見でアラブ諸国は9日から14日にかけ、安保理のすべての常任理事国と非常任理事国と会談し、即時停戦を求める決議案を直ちに採決すべきだと訴えたことを明らかにしました。