中国を訪問している北朝鮮の金日国体育相は、中国国家体育総局の高志丹局長と会談し、スポーツ交流を強化することで一致しました。

中国政府の発表によりますと、中国を訪問している北朝鮮の金日国体育相は29日、スポーツを担当する国家体育総局の高志丹局長と会談し、「2024年中朝スポーツ交流議定書」に調印しました。

会談で、高局長は「中朝両国の伝統的な友好関係は永遠に続くものだ」と強調。今年が中朝国交樹立75年の「中朝友好年」であることに触れ、「スポーツ交流を促進することを希望する」と述べました。

これに対し、金体育相は「両国の選手や監督が交流することでともに向上することを望む」と応じたということです。

中朝国交樹立75年となる今年、様々な分野で交流を強化することで一致しているほか、政府高官の往来が活発化しています。