中国の王文濤商務相は、今年の対外貿易について「厳しいものになる」という見通しを示しました。一方で、アメリカとは「対話を強化する」と強調しています。
中国の王文濤商務相は26日の記者会見で、去年の輸出入総額について人民元ベースで41兆7600億元だったとし、「貿易全体の運営は安定し、順調に推移した」と評価しました。
一方、今年の貿易をめぐる情勢については、厳しい見通しを示しました。
中国 王文濤 商務相
「今年、対外貿易の発展が直面している情勢はさらに複雑で厳しく、需要が不振で世界経済は依然低迷している」
また、アメリカとの関係については、去年11月にサンフランシスコで行われた米中首脳会談での合意を踏まえて「対話を強化する」と述べ、関係の安定化に取り組む姿勢を強調しました。

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