中国政府は中国の王毅政治局員兼外相とアメリカのサリバン大統領補佐官がタイで会談すると発表しました。台湾問題や中東情勢について協議するものとみられます。

中国外務省 汪文斌 報道官
「サリバン補佐官との間で戦略的意思疎通を保つことは中米両国トップの重要な共通認識だ」

中国外務省は26日、王毅政治局員兼外相がきょうから29日までタイを訪問し、アメリカのサリバン大統領補佐官と会談すると発表しました。

「台湾問題などについて中国側の立場を示し、両国が関心をもつ国際問題について意見交換する」としています。

また、アメリカのウォールストリート・ジャーナルは、イエメンの武装組織「フーシ派」による商船攻撃への対応が協議されると伝えています。