台湾を訪問したアメリカの超党派の議員団が、蔡英文総統や頼清徳次期総統と会談しました。議員団の代表は「アメリカの台湾への支持は確固たるものだ」と強調しました。

台湾を訪問しているのはアメリカの共和党マリオ・ディアス・バラルト下院議員や、民主党のアミ・ベラ下院議員ら、台湾に友好的な議員連盟に所属する超党派のメンバーです。

議員団はきのう、蔡英文総統や頼清徳次期総統らと相次いで会談。蔡総統は今月の総統選から間もないタイミングでの訪問を「台湾への支持の表れだ」と歓迎しました。

また、頼清徳次期総統は「台湾の自衛能力の強化を支援し、台湾海峡と地域全体の平和、安定、繁栄を共同で守ることを期待している」と伝えると、バラルト下院議員は「アメリカの台湾支持は確固たるものだ」と応じました。

さらに「真実であり、100%超党派だ」と付け加えるなど、台湾への支持を鮮明にした形です。