ロシア西部で軍の輸送機が墜落したことをめぐり、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれ、ロシアとウクライナが非難の応酬を繰り広げました。
ロシアの要請で25日に開かれた国連安保理の緊急会合。ロシアは墜落したロシア軍の輸送機には捕虜交換に向かうウクライナ軍人65人らが乗っていて、「ウクライナの指導部は移動の経路や方法を知っていた」と主張しました。
ロシア代表
「今持っているすべての情報によると、(ウクライナ側による)計画的で念入りな犯罪です」
ウクライナ代表
「ウクライナは捕虜の車両の数や経路、交通手段について知らされていなかった。これだけでもロシアによる捕虜の生命や安全を脅かす意図的な行為になる」
一方、ウクライナは「ミサイルの輸送を隠蔽するために人間の盾を使った」とロシア側を非難しました。
ウクライナ側は墜落に関与したかには触れず、調査を進めていると述べるにとどめています。

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