アメリカで、アラスカ航空のボーイング737MAX9の機体の一部が飛行中に吹き飛んだ事故で、調査を行っているFAA=アメリカ連邦航空局は、同機種を含む737MAXシリーズの生産拡大を認めないと発表しました。

FAAは24日、事故後、運航停止としていたボーイング737MAX9について、検査や整備の手順を承認し、問題が確認されなければ運航を許可すると発表しました。

一方で、「私たちが目の当たりにした品質保証の問題は容認できない」として、問題が改善するまで737MAXシリーズの生産拡大を承認しないとしました。今後、製造要件を満たしているか精査するための調査を行うとしています。

今回の発表を受け、アラスカ航空は、26日にも同型機の運航を再開するとしています。