パレスチナ自治区ガザでの最長2か月の戦闘停止などを含むイスラエル側の提案を、イスラム組織ハマスが拒否したと複数のメディアが報じました。
AP通信などは、ハマスが「人質全員が解放されるまで最長で2か月戦闘を停止する」などとする提案を拒否したと報じました。「イスラエル軍が攻撃を止めて撤退しない限り、人質の解放はない」と従来の主張を繰り返しているとしています。
こうしたなか、イスラエル軍は23日、ガザ南部の最大都市ハンユニスを包囲したと発表。アルジャジーラは、住民ら少なくとも40人が死亡したと伝えています。
一方、イスラエル軍は、22日に兵士24人が死亡したと発表しました。
去年10月の戦闘開始以降、1日の犠牲者数としては最多だということで、ネタニヤフ首相は「最も困難な1日の1つだ」と発言。戦闘を続ける姿勢を改めて強調しています。

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