3年前、アメリカ西部・ニューメキシコ州で、映画の撮影中に実弾が発射され、2人が死傷した事件で、州の大陪審は19日、俳優のアレック・ボールドウィン氏を過失致死罪で起訴しました。
この事件は2021年、ニューメキシコ州で行われていた映画の撮影現場で、ボールドウィン氏が使用していた小道具の銃から実弾が発射され、撮影監督ら2人が死傷したものです。
州の大陪審は19日、「他人の安全に注意を払わず、撮影監督を死亡させた」などとして、ボールドウィン氏を過失致死の罪で起訴しました。
ボールドウィン氏はかねてから「引き金は引いていない」と主張していて、去年4月、検察が訴追を取り下げていました。
しかし10月には、検察が「発砲するには引き金を引く必要があった」とする新たな分析結果を得たとアメリカメディアが伝えていました。
ボールドウィン氏側は「裁判が開かれる日を待っている」とコメントしているということです。

米最高裁 FRBクック理事の即時解任を認めず トランプ政権が解任通告