中国政府は、去年の海外からの直接投資額が前の年と比べて8%減少したと発表しました。海外の企業が中国への投資に慎重になっていることが伺えます。

中国商務省は19日、去年の海外から中国への直接投資額はおよそ1兆1300億元、日本円で23兆円相当で、前の年と比べて8%減少したと発表しました。

医療機器や電子機器などの製造業への投資は前の年と比べてプラスだったものの、サービス業への投資はマイナス13.4%と減少が顕著でした。

中国経済の減速が鮮明となるなか、海外の企業が中国への投資に慎重になっていることが浮き彫りになった形です。