北朝鮮がきのう発射した弾道ミサイルについて、音速の10倍を超える速度で飛行していたと韓国メディアが報じました。

北朝鮮メディアはけさ、ミサイル総局が極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験を行ったと報じました。

北朝鮮がきのう、首都・平壌付近から発射し、韓国軍が「中距離級」と推定したミサイルを指すとみられます。このミサイルについて、韓国の通信社・聯合ニュースはきょう、軍消息筋の話として速度が音速の10倍を超えていたと報じました。

聯合ニュースは「北朝鮮が音速の10倍を超える極超音速ミサイルを開発したとすれば、韓国軍が保有する地対空誘導弾=PAC-3で迎撃するのは事実上不可能だ」と指摘しています。