オーストラリア第2の都市・メルボルンで14日、能登半島地震の被災地を支援するチャリティーイベントが開かれ、市民ら200人以上が集まりました。
現地に住む日本人らの呼びかけで行われたこのイベント。会場となったのはメルボルン市内の和食レストランで、石川県産の日本酒が振る舞われたほか、寿司やラーメン、和菓子などの販売も行われました。
メルボルン市民
「素晴らしいチャリティーの機会を設けてもらい、日本という国・人・文化が好きで、被災地に何かをしたいと思っていたので、とても良い機会でした」
会場には募金箱を設置。和太鼓や日本人ミュージシャンによるバンド演奏も行われ、多くの市民が耳を傾けました。
メルボルン市民
「本当に美しい場所が震災で失われ、多くの人が避難している状況に心を痛めています。少しでも被災地のためになればと思っています。そして、1日も早い復興を祈っています」
石川県出身の女性もボランティアで参加しました。
石川県 鹿島郡中能登町出身 久保山さきさん
「たくさんの方が石川県の地震被害のことを思ってくれたことを、とても嬉しく感じました。海外に住んでいる者として、少しでも被災地に貢献したいと思い、参加しました」
集まった義援金と売り上げの一部をあわせたおよそ60万円は、能登半島地震の被災地で支援活動をするNGOに寄付されるということです。
主催者の伊集院利彦さんは「海外在住の日本人だけでなく、オーストラリアの人たちの気持ちも被災地の皆さんに届けたい」と話していました。

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