11月のアメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びが15日から本格的に始まります。世論調査ではトランプ前大統領が独走状態で、圧勝できるかが焦点です。

記者
「アイオワ州は記録的な寒さに見舞われていますが、トランプ氏は熱い支持を集めています」

アメリカ トランプ前大統領
「我々はいんちきジョー・バイデンを倒す。再びアメリカを偉大にするんだ」

アメリカ中西部のアイオワ州では共和党の候補者レースの初戦となる「党員集会」が15日に開かれます。

直前の地元の世論調査ではトランプ前大統領が48%の支持を獲得。

2位のヘイリー元国連大使は20%、3位のデサンティス・フロリダ州知事は16%で、トランプ氏が大きくリードしています。

記者
「ヘイリー候補の集会が中止になったと、いま連絡がありました。寒波の影響で会場まで安全に到着することが難しいということです」

アイオワ州は寒波の到来で記録的な寒さになっていて、選挙集会が中止になるなど影響が出ています。

15日は最低気温がマイナス20度を下回って「史上最も寒い党員集会になる」と予想されていて、候補者たちは支持者らに「服を着こんだうえで必ず会場に足を運んでほしい」などと訴えています。