韓国軍はきょう午後、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと発表しました。ミサイルは中距離級とみられるということです。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が14日午後2時55分ごろ、首都平壌付近から日本海に向け、中距離弾道ミサイルとみられる1発を発射したと発表しました。

合同参謀本部は、「日本、アメリカ側と緊密な協力のもと詳しい情報について分析中だ」と説明しています。

韓国の申源湜国防相は、韓国の通信社・聯合ニュースとのインタビューで、「北朝鮮が今月中に新型の中距離弾道ミサイルを発射する可能性も排除できない」と答えていました。

また、北朝鮮メディアは去年11月、新型の中距離弾道ミサイルに使用する高出力固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行なったと報じていました。

固体燃料は液体と比べて機動性に優れ、発射を事前に探知されにくいとされています。