EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関は9日、2023年の世界の平均気温が観測史上最高を記録したと発表しました。
EUの気象情報機関コペルニクス気候変動サービスによりますと、2023年の世界の平均気温は14.98℃で、これまで最高だった2016年より0.17℃高く、記録が残る1850年以降、過去最高を記録したということです。
産業革命前よりも1.48℃高く、気温上昇を1.5℃以内に抑えるという地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の目標値に迫りました。
コペルニクス気候変動サービスは、太平洋の海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」などが気温上昇に繋がったと指摘しています。

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